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世界長寿地域宣言

沖縄県は、先の第2次世界大戦において住民をも巻き込んだ国内唯一の地上戦の場となり、 20万人余の尊い生命と貴重な文化遺産を失った。 戦後、本県は焦土の中から立ち上が り、50年を経た今日、社会経済のめざましい発展をと げるとともに、世界に誇れる長寿地域になった。 我々は、この長寿地域の達成が県民の努力と保健医療関係者の熱意の賜であ り、その根底に は恵まれた温暖な気候、先人の英知の結晶である伝統的食生活や文化があることと思う。

また、自然と共生し、異国文化を尊重し、社会的弱者とも共に助け合ってい く「共生」の生き方、 方言で「ユイマール」といわれる相互扶助の習慣や、兄弟のように分け隔てなく付き合う 「イチャリバチョーデー」の県民性がある。 さらに戦禍の教訓として 「命どぅ宝」という平和を希求する沖縄のこころがあり、 その心に支えられた長寿地域であることを改めて思い起こす必要がある。 我々は、太平洋戦争・沖縄戦終結50周年に当た り、我々の祖先が築いてきた独自の文化を大事 にしつつ、健康の大切さ、平和の尊さを訴え、未来に向けて全人類の幸せの道しるべとなるよう、 沖縄県が世界長寿地域であることをここに宣言する。

1995年8月18日
沖縄県知事 大田昌秀

太平洋戦争・沖縄戦終結50周年記念事業
沖縄県長寿の検証と世界長寿地域宣言

大会第1日目の内容

大会第2日目の内容